鮮やかな酸と豊富なミネラルが特徴的なアルザス・グランクリュ

ブランド：ジュリアン・シャール / Julien Schaal
商品：リースリング・グラン・クリュ・カステルベルグ・シスト / Riesling Grand Cru Kastelberg Schiste
ヴィンテージ：2023
色：白
産地： フランス / アルザス
容量：750ml
AOC：リースリング・グラン・クリュ
ブドウ品種：リースリング 100%

DINING
アジア料理、天ぷら、フォアグラ、テリーヌやお肉料理と相性が良いです。

TASTING
赤リンゴ、ネクタリン、白桃の香りと、ジャスミン、ライラックなどのフラワリーで華やかな香り。クミンやターメリックのスパイスのニュアンスに、ミネラルのトーンも感じます。
生き生きとした果実味と、ピンと張ったような豊富な酸が特徴的です。フィニッシュはすっきりとしていて、心地よい酸味と独特のミネラル感が長く続きます。

COMMENT
ジュリアン・シャールは、ヴォージュ山脈の麓、アルザスの観光名所のひとつオー・ケーニグスブール城の直ぐ下にあるサン・イポリト村に醸造所を構える生産者です。当主ジュリアン・シャール （Julien Schaal）は、同じく醸造家の妻ソフィー Sophieと二人三脚でワインを造っています。

ジュリアンが初めて自らのワインを手掛けたのは、2003年に収穫の手伝いで訪れた南アフリカのケープ州でした。高地の冷涼な気候のポテンシャルに目を向けたジュリアンは、その気候を活かした良質で繊細な味わいのシャルドネを造り出し高い評価を得ました。その後、2011 年にもう一つの理想的な土地であったアルザスでもワインを造り始めます。

アルザスでも貴重な青色片岩の畑。非常に硬い石を多く含み水はけが良く、長期熟成も可能なリーズリングを生み出します。標高240～300mの南向きの急斜面で、樹齢は約50年。

WINEMAKING
手摘みで収穫後に、全房で長時間かけて穏やかに圧搾。タンクで低温で3ヶ月自然発酵、数ヶ月熟成。マロラクティック発酵は行いません。